教育 education 2005 9 3

 最近の子供は、塾通いに忙しく、
塾がない時は、ピアノやスイミングなどの習い事に忙しい。
まるで、ビジネスマン並みのスケジュールである。
 しかし、そこに、大きな懸念があります。
塾や習い事に忙しいとなると、いつ部活動をやるのでしょうか。
 部活動というものは、体を鍛えるだけでなく、
人間関係やコミュニケイション能力を学ぶ場でもあります。
 塾や習い事に忙しく、
人間関係やコミュニケイション能力を学ばなかった子供が、
大人になると、どうなるか。
 それは、よくてフリーター、悪くてニートでしょう。
あるいは、就職しても、「人間関係が、うまく行かない」と言って、転職を繰返す。
 この際、高校合格の条件や、大学合格の条件に、部活動を加えるべきです。
企業も、学生時代のサークル活動の経験を重視すべきです。
 会社というものは、階層社会です。
新卒で会社に入れば、自分よりも、40歳近く年上の人もいます。
厳しい上下関係がある会社もあります。
その上、競争社会で、最近は、実力主義です。
 こうした厳しい環境に耐える実力を身につけるには、
部活動しかないでしょう。
 塾や習い事は、子供によかれと思って、通わせているのでしょうが、
過度の「塾通いや習い事」は、はっきり言って、子供の将来にマイナスです。




































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